エコキュートの沸き上げを昼に変える裏技
こんにちは、なあたンです。電気代の値上げヤバいですよね!オール電化の方ももちろん、ガスの値上げもヤバいので家計を圧迫している状況が続いています。
さて、以前より推奨しているN式のポイントのひとつであるエコキュートの沸き上げを深夜の安い料金で沸かす方法から太陽光発電を活用することで買電ゼロ円で沸き上げる方法。(電気代削減の極意は別の記事も参考にしてくださると嬉しいです)
YouTubeでは三菱エコキュートの変更方法を動画で解説しましたが、ありがたいことにN式チャレンジャーの方々からさらに節電できる情報が集まってきたので今回は【完全版】としてブログでいくつかの記事にまとめたいと思います!フォロワーさんと共にさらなる節電を目指せて嬉しいし有難いです♪
慣れない手順は面倒に思う方もいらっしゃるかと思いますが、1回変更してしまえば電気代の高騰にも負けず、とくに節電意識を持たずに電気代がおさえられちゃった!ってことも実現できます。このブログを見ながら変更すれば大丈夫!一緒にやっていきましょう!
※今回は三菱エコキュートについての記事ですが、今後は他のメーカーさんの変更方法についても更新していきますので、お待ちいただけると幸いです。
↓フォロワーさんから届いたDM。こんな感じのDMがたくさん届くので私も自信に繋がっています💛
初めに確認すること
1,太陽光の売電契約が余剰売電であること。(全量買い取りの方は発電した電力を自家消費できないためN式できません)
2,自宅の太陽光発電量をチェック。(発電量の多い時間帯に沸き上げ時間を合わせるため)
※発電量は天候、季節によって変動するため何日分かチェックしてみてください。例えば、なあたンちの3月1日のデータだと9時頃からしっかりと発電が始まっていますが、朝はIHを使ったり洗濯機も回すので消費電力が高くなりすぎると天候によっては発電で賄えない可能性も出てくるので、エコキュートの沸き上げは22時から開始できるように設定をしていきます。
ちなみに、冬はエコキュートの沸き上げも時間がかかりますが、また別の機会でご説明します。
①電力契約モードの変更
では、早速エコキュートの設定を変えていきます。お風呂側じゃないリモコンをいじります。
①決定ボタンを3秒以上押します。
②選択スイッチ▲で「電力契約モード」を選ぶ。(▲…1つ進む ▼…1つ戻る)
③給湯温度スイッチで「マニュアルモード」を選択し、決定ボタンを押す。
元の設定は電力会社の契約プランにそって沸き上げするように設定されているので、そのままだとちょうどいい時間に沸き上げる設定が出来ませんが、マニュアルモードにすることで調整が可能になります。
②沸き上げ時刻の設定
④給湯温度スイッチで夜間開始時刻を自分の家の発電量の多い時刻に合わせ、決定ボタンを押す。(▲…1つ進む ▼…1つ戻る)
⑤給湯温度スイッチで夜間終了時刻を設定できる一番早い時間に合わせ、決定ボタンを押す。
③夜間能力の設定
⑥給湯温度スイッチで「通常」を選択後、決定ボタンを押す。
夜間能力とは、エコキュート(ヒートポンプ)の消費電力を抑制し、ゆっくり沸き上げを行うことで消費電力のピークを抑制してくれる設定です。ちなみに、通常でもセーブでもトータルの消費電力は変わらないとのこと。ダラダラ沸き上げるかサッサと沸き上げるか。個人的には発電してるうちに早く沸き上げた方がいいと思っていますが、パネル搭載量が少ない場合(2kW~5kWくらい)は天気が悪いと発電の電力で賄えない可能性が出てくるので、発電が見込めないときはセーブ運転に変更してもいいかもしれません。
④夜間動作の設定
⑥給湯温度スイッチで「パターンL」を選択後、決定ボタンを押す。
このパターン、中部電力の方はパターンRになっている方が多いため【パターンL】に変更してください。(パターンRだと沸き上げ終了時刻に合わせて沸き上げるため、発電量が減る時間に沸き上げてしまい、買電が発生してしまう場合があります。お気を付けください。)
⑤土日モードの設定
太陽光発電を活用してエコキュートの沸き上げをしているため、こちらの設定は無効で大丈夫です。
⑥ピーク停止の設定
⑦給湯温度スイッチで時刻を決め、決定ボタンを押す。
ピーク停止設定をしておくと、沸き上げてほしくない時間に沸き上げないようにしてくれるのでムダな買電を減らすことが出来ます。夜間時間帯以外の時刻でピーク停止時間帯の設定ができます。(1時間~8時間の範囲で)なので、契約中の電気会社のプランを確認し、何時から何時が電気代高いのかを把握することも大切です。設定は、なあたンちの場合、一番早くに設定できる時間が5時(実際の時刻としては17時)~13時(深夜1時)のマックス8時間にしてます。さらにムダな消費電力(ムダな買電)を抑える方法は応用編でご紹介します。
⑦日時設定※重要
この設定で時計を12時間ズラすことで昼と夜が逆転し、エコキュートをだますことができます。我が家が12時間ずらす理由は、単純に12時間ズレてる方が現時刻を把握しやすいことと、お風呂のお湯はり予約をする時にいちいち逆算せずに済むからです。(我が家は出かける時、帰宅目安時間に合わせてお湯はり設定を使ったりします。その方がダラダラ出かけなくて済むのでw)よく日付はいつ合わせにした方がいいか質問きますが、自分がパッと見て今が何日の何時かってわかるならなんでもいいと思います。中には、このリモコンの時計なんて見ない人もいますよね!面倒な人は「時刻だけ」ズラせば大丈夫です♪
①日時設定ボタンを3秒以上押す。
②選択スイッチで「年」を合わせ決定ボタンを押す。(▲…1つ進む ▼…1つ戻る)
③選択スイッチで「月」を合わせ決定ボタンを押す。
④選択スイッチで「日」を合わせ決定ボタンを押す。
⑤選択スイッチで「時刻」を合わせ決定ボタンを押す。※この時、現時刻から12時間ズラす。
設定変更するタイミングによっては?!
この設定を午前中に行うか、はたまた夜に行うかで次の沸き上げのタイミングが少し変わります。あと、湯量設定を「おすすめモード」にしている場合。設定変更した時間にお湯が足りないとエコキュートが判断すると沸きあげる場合があります。
個人的には夜変更するなら皆がお風呂とか終わってもう今日はお湯を使わないなってなってから。もし、変更後に「わき上げ中」が表示されたなら「わき上げ休止ボタン」を押してください。ちなみに、そのままでも問題はありません。次のタイミングから昼に沸き上げ開始してくれると思います。
朝ならそのまま気にせずでいいと思います。深夜に沸き上げがすでに済んでいるため、設定変更後に沸き上げ開始したとしてもお湯が冷めてないし消費電力も少なく済みます。
さらに節電するテクニック
電力契約モードの設定の一つ前に「使用湯量モード」があります。これは次の記事で詳細をまとめているので、さらに節電できるテクニックとしてぜひ設定してほしいなと思います。
まとめ
設定お疲れ様でした!初めてのことをする時って疲れますよね。でも、ここまで設定できれば大丈夫♪始めるまでは面倒そうだなぁって思うけど意外とやってしまえばラクですよね?これでだいぶムダな消費を抑えることができますが、フォロワーさんたちの節電意識が高いおかげで、さらに節電できる情報が集まっています。それは次の記事でまとめたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました!
インスタグラムでは、節電に成功した方々の電気代報告をストーリーで流しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Youtubeでは動画解説をしているので、文字が苦手な人はこちらが見やすいと思います。https://youtube.be/yEfRafD6Iy4