電気代の損得を考えてみた。
今年に入ってから、電気代が高くなったせいで今まで気にしていなかった人たちもさすがに高い!という事で、気にする人が急激に増えた印象です。
その中で、「蓄電池がなくても、安くなりますか?」という質問が増えてきました。今日はその質問について考えつつ、蓄電池の有り無し関係なく、みんなに共通していえることや計算方法をまとめてみたいと思います。
払ってる額を計算してみよう!
一番簡単な計算方法は
請求額÷使用量=1kwhあたりの買電単価。
我が家を例にすると、
5月電気代¥3,231÷使用量125kwh=25.848円
ということは、売電単価が21円(R2申請)に対して買電単価が25.8円。
あれ?昼に21円で売ってるのに25.8円で買ってるの?
ってなりますよね。売るメリットが今の時代ないことに気付きます。
深堀してみよう
さらに正確な金額でだしてみようと思います。
LOOOPでんきは基本料金がゼロなので省きますが、
燃料調整費と再エネ賦課金が使用量に応じて徴収されます。
燃料調整費…2.74円(地域差あり)
再エネ賦課金…3.45円
つまり計算すると・・・
スマートタイム…17.5円+2.74+3.45=23.69円
リビングタイム…27.5円+2.74+3.45=33.69円
ナイトタイム…20.5円+2.74+3.45=26.69円
これが実際に支払っている時間別の買電単価になります。
これなら、自分ちで作った電気は売らずに使わないと損してませんか?
東電の場合で計算してみた
なあたンちは、東京電力管轄です。東電で契約していた時はスマートライフプランLというオール電化向けのプランでした。それに基づき計算してみます。
基本料金2860円(契約によって変わる)÷使用量420kwh(インスタのフォロワーさんちで使用量は代用)
=1kwhあたり円6.80円
燃料調整費…2.74円(地域差あり)
再エネ賦課金…3.45円
足してみると・・・
午前6時~翌午前1時…25.80円+6.80+2.74+3.45=38.79円
午前1時~午前6時…17.78円+6.80+2.74+3.45=30.77円
仮に、基本料金を含めなかった場合でも
午前6時~翌午前1時・・・31.99円
午前1時~午前6時・・・23.97円
売電単価21円にたいして、21円以上の買電単価になる結果となりました。
雪国はどうなのか
雪国と言われ思いつくのは、北海道や東北ですが中部電力管轄だと地域によって差がありますよね。
豪雪地帯だと雪が降る期間は発電が見込めないため、新電力会社に乗り換えると割高になってしまうケースもあるかもしれません。
詳しい計算はどなたかお願いします。笑
ただ、これだけ電気代が高い時代に突入しているので、電力会社は変えずに発電量の多い時期だけ自己消費スタイルに変えてみるのはありよりのあり!年間で考えてみたら、どうでしょうか。
これからは「自己消費の時代」
今は買い取りが17円とかだし、作った電気は売らずに使う自己消費スタイルが賢明かと思います。
当然、自己消費をすれば売電も減りますが売ってもメリットがないのは明らかですよね。
自己消費することで、環境にも家計にも優しいのではないでしょうか。
ぜひ、自分ちの基本料金と使用量、契約プランに当てはめて比較してみてくださいね!
太陽光発電システムを最大限活かす自己消費の方法については1つ前の記事にまとめてあります。
蓄電池がなくても、エコキュートの沸き上げを太陽光発電で賄えば、夜の買電も抑えられます。
雨が降っていても発電量がゼロではないこともあるので、昼の買電を恐れる心配もいりません。
すでにたくさんの方がN式を試してくださり、実績も増えてきていますし、みんなが報告してくれるおかげで、お得にエコな暮らしを実現している方が続出です。
今後もみんなからのフィードバックを参考にしながら、発信を続けていきますので応援よろしくお願いします♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!